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ゾンビのように増殖するヴァンパイア=ゾンパイア!?!?!?『ナイトウォッチメン』(ネタバレあり)

ナイトウォッチメン

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原題:ナイトウォッチメン
2017年/アメリカ 上映時間80分
監督:ミッシェル・アルティエリ
脚本:ケン・アーノルド、ダン・デルカ、ジェイミー・ナッシュ
出演者:ケン・アーノルド、ダン・デルカ、ケビン・ジゲッツ、カーラ・ルイス、ジェームズ・レマー、マット・セルヴィット
【ストーリー】
真夜中のオフィスビル。不真面目な3人の警備員、ケン、ジゲッツ、ルカ達の元に、新人警備員ジャスティンがやって来る。ふと、ケンが監視カメラに目をやると、何やら怪しげな棺を駐車場へ搬入する宅配業者の姿を発見。ケン達は現場へと急行するが、届け先が間違っていたと判明し、一晩だけ駐車場に置いておくことにする。しかし、オフィスで働くランドールが偶然通りかかり、棺を開けてしまうのだった…。

予告はこんな感じ

ナイトウォッチメン(予告編)

88/100点

くっだらないなぁ、もう。(最大級の誉め言葉)
なになに?ピエロ×ヴァンパイア×ゾンビ???いや、詰め込みすぎでしょ!80分しかないのに!!なんでもかんでもくっつけるんじゃないよー!変なサメ映画みたいになっちゃうでしょーよ!!


ロボシャークとか…
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シャーケンシュタインとか…
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シャークトパスVSホエールウルフとか…
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こんな感じで収集つかなかったらどうすんのさ!(サメを貼りたかっただけ)
どうせこれも数あるク○映画のひとつでしょ┐(´∀`)┌ と、期待感ゼロで観始めたんですがテンポは良いわメイクやグロ描写も質が高いわ主要キャラの設定もしっかりしてるわで大変おもしろい作品でしたのでここで土下座いたしますm(__)m
お話を雑に書くと、とあるオフィスビルの仲良し夜警3人組ケン(ケン・アーノルド)、ジゲッツ(ケビン・ジゲッツ)、ルカ(ダン・デルカ)に新入りのラジーブ(最初は名前すら言わせてもらえなかったので仮名。マックス・グレイ・ウィルバー)が仲間入りしたその日、宅配便の宛先違いで届いた荷物を一晩だけ預かることになったのだがその荷物というのがルーマニアで公演中に謎の死を遂げた人気サーカス一団のひとり、ピエロのブリンポの棺だった。そこへ変態警備主任のランドール(ジェームズ・レマー)が通りかかり棺を開けて死体と一緒に自撮りを楽しんでるとヴァンパイアになったブリンポが復活!次々に人を襲い始めます。


なぜかピエロの格好のまま納められていますが安らかなお顔
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襲われた方々
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ヴァンパイアに襲われた人はゾンビのように感染(?)してヴァンパイアになるという画期的なシステムによって順調に増えていくゾンパイア。仲良し夜警隊はまぁいろいろあってゾンパイアあふるるオフィスフロアから美人OLのカレン(カーラ・ルイス)を救い、警備室でゾンパイアの一人を拘束。倒し方の研究をして木の杭の代わりに木警棒やドラムスティックを装備し、ニンニク入りサンドイッチもゲット!車で逃げるべくゾンパイアを相手に獅子奮迅の大暴れ!が、多勢に無勢でジゲッツはブリンポ達につかまり、カレンともはぐれ、ルカはなんかどこかへ(←!?)。2人だけになってしまったケンとラジーブ(仮)は警備室に戻るとロッカーの中から大量の大麻を発見!('∀')換気ダクトから煙を散布しゾンパイアたちが楽しくなったところでルカが合流し(どこにいたんだよ!)再び戦場へ。カレンを助け、ニンニク入りサンドによって助かったジゲッツとも再開し最後の死闘へ赴く5人。倉庫で朝陽を浴びせて一網打尽にするはずが日の出の時間をまちがえて無駄に1時間くらい格闘し、最後は朝陽の力でゾンパイアたちは消滅。青空の元、ラジーブ(仮)がやっと自己紹介をしてめでたしめでたし(´∀`*)

なんかかっこいいカット(ポンコツ夜警とレズのOL)
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マリファナによって楽しくなったゾンパイアのみなさん
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最後は朝陽でしゅわ~…
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という感じで、ストーリー自体はよくあるゾンビパニック映画のようなんですがニンニクが苦手、木の杭を心臓に打つと絶命、陽の光で消滅というヴァンパイアの特性はちゃんと戦闘で生かされているし、ラジーブ(仮)の十字架のタトゥーにひるむゾンパイアたちの姿は可愛らしいし、下品な笑いもポロリもありもちろんツッコミどころも満載!特にラジーブ(仮)は元バンドマンでドラムスティックをピュンピュンまわしながらヴァンパイアと戦うシーンはツボでした!ホラコメの名作といえばよくよく出てくる「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ゾンビランド」「フアン・オブ・ザ・デッド」などが好きな人にはかーなーりオススメな丁寧に作られた作品です(*‘∀‘)
ちなみに最後の最後でやっと自己紹介できたジャスティン(ラジーブ)役を演じてるマックス・G・ウィルバーはモデル業もしていて正しい道を歩んだエドワード・ファーロングみたいなグッドルッキングガイなので将来有望とメモっておきました。おしまい。


B級スキーにはそそられるジャケット

ナイトウォッチメン [DVD]

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ピエロといえば続編も気になるこの作品


側溝からコンニチハのシーンでMAD動画を思い出さない人はいないはずの元祖

イット (字幕版)

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映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』と版画展を観にいってきました

デヴィッド・リンチ:アートライフ

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原題:David Lynch: The Art Life
2016年/アメリカ・デンマーク合作 上映時間88分
監督・製作:ジョン・グエン、リック・バーンズ、オリビア・ネール・ガード=ホルム
製作:ジョン・グエン、ジェイソン・S
出演:デヴィッド・リンチ
【内容】
ブルーベルベット」「マルホランド・ドライブ」、テレビシリーズ「ツイン・ピークス」といった映像作品だけでなく、絵画、写真、音楽など、幅広いジャンルで独特の世界観を作り出しているデビッド・リンチの創作の謎に迫ったドキュメンタリー。ハリウッドにあるリンチの自宅兼アトリエで25時間にもおよぶインタビューがおこなわれた。アメリカの小さな田舎町で家族ともに過ごした幼少期、「マルホランド・ドライブ」で美術監督を務めた親友ジャック・フィスクとの友情、当時の妻ペギーの出産、そして長編デビュー作となった「イレイザーヘッド」など、リラックスしたリンチ自身の口から彼が描き出す「悪夢」の源流が語られていく。(以上、映画.comより)

予告はこちら↓

映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』予告

100/100点

ようこそ、リンチの"アタマの中"へ―。
なんて書かれたら観なくては!と。だってこの人何考えてんのかわかんないんだもの(褒めてます)。
昨年「ツイン・ピークス The Return」がモヤモヤモヤ~っと終わってからというもの、リンチロスを引きずっていたわたしにとって本当に楽しみな作品でした。
お家映画派のわたしは久しぶりの映画館での鑑賞でしたが今回初めて訪れた渋谷アップリンクさんはこぢんまりとしていて併設のレストランからいい香りが漂うステキな空間でしたよ(´∀`)

デヴィッド・リンチ:アートライフ公式HPもアップリンクさん製作
映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』公式サイト


アップリンクさんの施設内はリンチで埋め尽くされてました。
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映画で出てくる作品の展示も。
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1Fと2Fの物販にもリンチコーナー。
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また、リンチ作品常連で昨年亡くなられたハリー・ディーン・スタントン主演の『ラッキー』もアップリンクさん配給で3月公開予定。

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ラッキーのポスター。
両方かっこいいですね

ジョン・キャロル・リンチ監督がハリーの人生になぞらえて描いたという作品。
デヴィッド・リンチも友人役で出演してます。もうハリーの映画人生リンチまみれ。

予告編はこちら

映画『ラッキー』予告

さて、いつものようにお話を殴り書こうと思いましたが、なんてったってこれはドキュメンタリーなのでお話もなにも。
あの狂気で凶器のリンチのことだから、さぞやぶっ飛んだアンビリバボーな人生を送ってきたに違いない!ワクワク!って思ってたらなんや、めっちゃ普通な人生じゃん…('ω')と肩透かしを食らったのはわたしだけではないはず。「ママは優しくて子供思い」とか「パパは真面目な常識人」だとか至極普通の幸せな家庭で育ち「友達のパパがアトリエを貸してくれた」とか「オーストリアに絵画留学したけど2週間で帰ってきちゃった」などとおじいちゃんが思い出話をする1時間半。だって”不安””退屈””悪夢”なんてダークネスな言葉を使った宣伝文句が並べられてたけど、美術学生や芸術家の道を選んだ人なんて手放しで前向きな人なんてそうそういないしそんなもんじゃないかな…なんて思ってしまったり(小声)。
それでもナレーションデスクに腰かけてタバコに火をつけ、髪をかき上げてから白煙の中で語り始めるリンチの姿はかっこよかったですし、「口から血を流した裸の女が変な歩き方で近づいてきた」エピソードでは、だからリンチの描く女性はみんな裸なのかと思ったり、予告で一緒に映っている可愛い女の子は孫だと思ってたら実は娘だったり(リンチ72歳、娘5歳!)してとっても面白かったですよ(interestingの方)!

そしてこの日は渋谷ヒカリエで開催されていたリンチ版画展にも足を運びました!
ヒカリエ8Fアートギャラリーの一角で数枚の作品が展示されてました。

作品のタイトル失念(あぁけっこう大事なのに…)
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こんな感じでこぢんまりとして点数は少ないながらも1枚1枚にインパクトがあり見ごたえのある展示でしたよ!(圧倒的語彙力不足)
残念ながらこちらの版画展は2/12で終了してしまったのですが、不定期的にリンチの絵画展は開催されているようなのでまた機会があれば観に行ってみたいと思います。

はてさて映画と版画展を観たのは2/10なのですが更新が今日になってしまったのは、鑑賞翌日から急激に体調を崩し寝込んでいたからです(;´∀`)
これもリンチがみせた悪夢か。
いいたかっただけです。おしまい。

大好きなツインピークスシリーズを貼っておきますね。

ツイン・ピークスThe return」が終了してから出版されたタマラの報告書。

ツイン・ピークス ファイナル・ドキュメント

ツイン・ピークス ファイナル・ドキュメント